はじめてのチューブレス交換

はじめてのチューブレス交換

2021年夏。お盆休みに梅雨のような前線が発生し一週間も居座るという最悪の天気。
仕方が無いので、前から交換したかったチューブレスレディタイヤの交換をすることにして急ぎAmazonで必要なものをオーダーした。
ただ、「タイヤブースター」は高いので購入しなかった。さて、どうなる「ビードアップ」!
この内容は、役に立つかどうかわからないみなさんの後追い「体験」です。

■使用ホイール:GIANT S-X2 DISC WheelSet 28H 12mm Axle
■交換タイヤ:Panaracer GRAVELKING F32-GKS-D (700*32) チューブレスレディ

サドルに合わせてサイドが茶色のタイヤを選ぶ

ビードを上げるには「タイヤブースター」?!

チューブレスタイヤ交換の方法を検索すると、必ずビードが上がらないで苦労している記事や動画がでてくる。
一気に圧力をかけて膨らませないと、隙間から空気が漏れてビードが上がらずに体力だけを消耗するので「タイヤブースター」を使う方法が一番楽そうに見えた。
しかし、1年に何度も使わないのに、1万円近くする「タイヤブースター」を購入するのはもったいない気がしたので使わないで挑戦してみようと思った。なにせ、雨続きの休みだから。

まずは、諸先輩の体験やプロの手法を学ぶことにした。歴史に学ぶことは、新人には体験と同じような知識が身についたような気がする。(歴史では人は何度も同じ間違いを犯すけど)
しかし、同じ手法でも「出来た場合」「出来なかった場合」があるので事情を複雑にしているようだ。人の体験を知っているのに、同じことをして「成功しそう!」と思ってしまい「やってみる」のである。
実体験は何よりも強い。人の経験を見る、聞くのは失敗のダメージを最小限にしてくれます。
長雨なので、私も同じことをやってみようと思ってしまったのです。
まずは、古いタイヤを外します。

リム内の古いシーラントが固まっている
ぬれ雑巾や爪でシーラントを掃除

地味な作業をいろいろトライ。

まず、やってみたことは。
(1)ホーイール内にビードを落としてから、ビードがビードベッドに乗るように両手で、10cm間隔でタイヤを外へめくり上げるようにした。(あるYoutube参照)


(2)タイヤ全体を、「タイイングベルト」で一周させて少しタイヤを締めることで入れた空気をヨコ方向へ向かわせてビードを上げようとした。(あるYoutube参照)
※このやり方で上がるだろうと70%ぐらい思ってた…

地味な掃除は大切

あがりません!
むだなポンピングです。

次に下記です。
(3)ビードに石けん水を塗って上がりやすくする


石けん水はちょっと面倒だと思ったので以前、ホンダカブのタイヤ交換した時に使った「ビードクリーム」なるものがあったので、それを使い両側のビード付近にぬりぬりしました。
さてポンピング…

あがりません!
むだなポンピングです。

前輪でテストしたので、奇跡を期待して同じことを後輪でやってみましたが上がりません。

これで万策尽きました。

休憩です。
作業の区切りが付いていないので落ち着きません。雨は降り続いています。
一旦タイヤのことは忘れて、YouTubeを聴きつつぼんやりしていると、また先人の体験を思い出した。

※ここまでの工程ではまだシーラントを入れていない状態です。
もしかして、シーラントを入れてから空気を入れたら上がっていたでしょうか…シーラントが吹き出して大変なことになることもありえます。
これもやってみないとわかりませんne…

結局一気に圧力をかけるにつきる。のではないか。

Co2ボンベです。
私が読んだ記事では「上がらなかった」との内容だったのですが、私は未経験なのでトライしてみます。
ミニベロのお守りとしてフロントバッグに入っていた2本を取り出し、改めて使い方を復習。1本で700×32Cに足りるのか、余るのか…?それすらわからないのでググる。
持っているのは16gなので、タイヤ1本にボンベ1本らしい。コアバルブを抜いてタイヤに直接ガスを送る。
上手くいけば今日中にタイヤ交換が完了し、宿題がなくなる。

このセットで前後成功!

はじめてCo2ボンベを使うのと、ビードが上がる音が結構刺激的なことがあり、タイヤのバルブにボンベのインフレーターをセットして、ドキドキしながらつまみを左へ回すと思わず首をすくめる。
何もおこらない??!
(^_^)ボンベをインフレーターに完全にセットしていなくて、ガスがでませんでした。
ボンベを回してセット!ガスの栓を回します!
シュー!と音がしたら「バチ!バチ!バチ!」とタイヤが鳴った。(小さな音でした)
もしや!と思いつつ、ボンベを外す手ももどかしく、バルブをセットしてエアポンプで空気を送り込んでみると一押し毎に空気圧が上がっていくではありませんか。
※一度ビードが上がると、空気が抜けてもビードは上がったままになるようです。

やったっ!ビードが上がりました。

まだ、シーラントを入れていないので空気をパンパンにしても10分ぐらいで抜けてしまいますが完全にビードが上がりました。CO2ボンベ+ビードクリームで。

今回のタイヤ交換でシーラントやシーラントを注入する注射器などを買ったのですが、注射器は中華製品で届くまで1週間近くかかるのを確認していなかった。仕方が無いので、家人に化粧品を小容器に移す時に使う注射器を譲り受けて、バルブから0.25mlずつ40mlを注入。(バルブコアは外す)
タイヤを回したり傾けたりしながら、シーラントをまんべんなく広げる。
再びポンピング。数カ所の隙間からシーラントが泡を吹くが気にせずポンピングして規定圧にする。30分経ってもパンパンなので、作業完了。

ふりかえり

私の体験で上手くいった要因は概ね下記ではないかと思います。

(1) リムの掃除
(2) ビードを広げておいた
(3) ビードクリームで摩擦を少なくした
(4) Co2ボンベで圧力をかけた

今回、たまたま上がったのかこの方法だと必ず上がるのかは同じことを何度かやってみないとわかりませんが、先人のみなさんの体験談が役に立ったことは確かです。
キモは、たぶんビードクリームかなと今は小さな声で言っておきます。
次回は、手順を変えてシーラントをタイヤの間から入れておいて、ポンプ式の空気入れでビード上げできるかどうかをやってみたいと思います。
さっ、次の方へバトンタッチ!もっと楽にビード上げに成功したら教えて下さい。
楽しい二輪ライフを!

ビードクリーム

Co2ボンベ

バルブコアを外すときに

少ない容量のモノもあります

一応掲載しますが、これは買わない方がいい(届くまでに時間がかかりすぎ)