遅れに遅れていた薪づくり作業が…
木こりをしていました
- 2020.04.21
- まんざらでもない暮らし
2019年の8年間にわたり趣味で、冬の週末だけ木こりをしていました。
はじまりはシーカヤックの友人内で薪ストーブを入れている人が多くいたので近所の3人が集まって「自分たちで薪を作りましょう」という話になったのです。
それまでは1シーズンの薪を購入するのに10万円ほどかかっていたので、全員賛同し運動と家計費節約のために、3人で冬の週末だけ木こりをしていたという訳です。
言い出しっぺが兼業農家で、それなりの道具が揃っていたのと農業のノウハウを薪づくりにも発揮したことで作業がスムーズにいきました。
保管や薪割りに必要な作業スペース。運搬する軽トラック。原材料の林や森。などにプラス、作業方法も教えてもらい平日はパソコン作業、週末はチェーンソーを積んで出かけました。
家から現場までは40分ぐらい。
寒い冬の朝や落陽が早い夕方はつらいこともありましたが、体を動かす充実感や作業後のビールと風呂を味わうと無限ループでした。
また、季節を感じる森の匂いや静けさにもずいぶん癒やされましたね。時には友人が訪ねてきたり、手伝いにきたりしてゆったりと冗談を言いながら作業をしてました。
しかし、木を倒すのは危険が伴います。
兼業農家の友人が跳ね返った木で怪我をしたり、倒した木の反動で空中に飛ばされたり、もう一人の友人は斧で足を怪我していました。私は大きな怪我はありませんでしたが、年1回は挟まれて爪をダメにしていました…
素人が何年も作業ができたのは、幸運といえるのではないでしょうか。
おかげでチェーンソウの操作や運搬車、トラクターなどの農機具の運転扱もできるようになり、仕事とは違った分野の作業方法やコツなどを覚えられてかなりおもしろく作業ができましたね。
それが、私のオートバイでの骨折をきっかけに関係がおかしくなり解散してしまいました。それが、2019年の秋です。
兼業農家の方は作業に慣れていること、体を動かすのが好きなタイプなので毎週末に作業をしたかったようですが、私を含む残り2人は気が向いた週末に作業して自分が使う薪を確保できればいいという緩い考えだったのですが、いつしか「週末の義務」のような感じになってしまい、仕事が忙しかった一人が早々に抜け、その後も5年いっしょにやってきたのですが息苦しくなり今年辞めてしまいました。
2020年の冬は、骨折の影響もあったのでもし続けていても作業はできなかったのですが、ことある度に冬の森の匂いを懐かしく思いだします。もどれるならもう一度戻りたいという気持ちです。
自然の中で体を動かすのは本当に気持ちのいいものです。
それが、義務ではなければということなら。ですが。
関連記事:「連休は木こりをしています」はこちらです。
遅れに遅れていた薪づくり作業がようやく、やっと始まったので新しい現場まで軽トラで行ってみました。