諸行無常を知る

「しょぎょうむじょう」を感じるのはどんな時。
親しんだ建物がなくなって新しい建物ができた時。感動した映画やアニメを見終わった後。花が枯れたとき。久しぶりに行った場所が違う町のようになっていた時….

モノも人も、街もいつも同じじゃないんですね。同じに見えても違うんですね。昨日とは。
90歳を過ぎた母が、足をナニして入院したのをきっかけにドドーンと日常が変わりそれに頭が着いていけずに、変わった日常と以前の日常と未来を行ったり来たりして、めまぐるしく思考が定まらず疲れます。
ふだんは脳を使わないものですから、フルスロットルで考えるとこんなに脳って疲れるのですね。考えるといっても、結論がでるような事は無いので無駄に疲れてるだけなのです。それでも頭が勝手に考えてしまう。あーこれが過ぎるとノイローゼのような感じになるのかな。
そんな人はきっといい人だと思います。

同じく、90歳を過ぎた父を一人じゃ心配だからと施設へ預けるという流れに抗えず同意したもののそのことが気になって仕方なく頭が疲れました。翌日父から電話があり「帰りたい」と。
よし！やっぱり間違いだった。自宅へ帰ってもらおう。
そう思ったら、頭の波立ちが治まってスカーーーーーと快晴。気持ちがいい。
東北ではそろそろ桜の時期です。