久しぶりの晴れ間に乗らないわけ…
夏越の大祓 2021
- 2021.07.12
- まんざらでもない暮らし
先日、近くの開成山大神宮で「なごしのおおはらえ」をしてきました。
毎年、この時期は梅雨真っ盛りでいつも空を見ながらのお参りです。半年分の汚れを落としてきました。
実は、神社でこんなことをしていることは知りませんでした。知ったのはNHKのドラマ「京都人の密かな愉しみ」でのこと。
京都で暮らす英国人ヒースロー教授が茅の輪くぐりをするシーンがあります。その時の唱え言葉がぐっときたのです。いい音楽に出会ったときのような感覚です。
水無月の なごしの祓 する人は ちとせの命 のぶといふなり
思ふ事 皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓へつるかな
蘇民将来…
今回行った開成山大神宮では下記の祝詞でした。
祓へ給ひ 清め給へ 守り給ひ 幸へ給へ
例年は7月31日の夏越しの祓に合わせて、7月下旬に設置しているようですが昨年から新型コロナウイルスのこともあって出来るだけ多くの方にくぐっていただこうと、早く設置しているようです。8月1日までだそうです。
人間のどうしようもない物欲やわがままやはかなさや邪悪な思いや行いを、初詣のようにリセットしてくれるのはありがたいことです。それが神社の販売促進企画だとしても私は全然オッケーです。
季節的に湿気の高い境内を歩くのはとても好きです。アジサイが咲いて緑が濃くて黒く湿気を帯びた玉砂利が歩く度に水分を含んだ重い音を鳴らし、心静かにお参りすると気持ちがいいものです。
■お参りの方法
一周目(左回り)
茅の輪の正面で軽くお辞儀をしてから、左足でまたいで茅の輪をくぐり、輪の左側を通って正面に戻る。
二周目(右回り)
同じくお辞儀をしてから、右足でまたいで輪をくぐり、輪の右側を通って正面に戻る。
三周目(左回り)
最後お辞儀をしてから、左足でまたいで輪をくぐり、輪の左側を通って正面に戻ってきます。
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