サイクルコンピューターXOSSをもうひとつ

サイクルコンピューターXOSSをもうひとつ
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ミニベロでは飽き足らず、700cのグラベルを購入したので、専用のサイコンも調達しセッティングなどを再び書きます。
今回はセンサーを付けるのでXOSS G+を購入しました。

グラベル用とミニベロ用を区別するために本体に印をつけてあります

■準備

  • スマートフォン
  • XOSS G+
  • XOSS センサー(2つ:スピード・ケイデンス)

センサーはまだとりつかないで、上記を近くに並べます。
スマホには、すでにミニベロ用のXOSSアプリが入っているので、今回はインストールしません。XOSSの個体識別コードがあるみたいなので、それぞれを認識してくれます。

スマホとXOSS G+のペアリング


※スマホにXOSSのアプリをインストールしておいて下さい。
XOSS G+正面右側の電源ボタンを長押しして目覚めさせます。画面が0000の表示になったら、スマホアプリでXOSS G+と下記の要領でペアリングさせてください。
■スマホ側:お使いの機種の写真をタップ→何やら出てくる機種番号のようなものをタップ→ペアリング完了。
任意に初期設定をしてください。次にXOSS G+の設定をします。

XOSS本体の初期設定とセンサーとのペアリング

  1. センサーを3m以内に置いて本体の電源(右側)を長押します。00表示になるのを待ちます。※GPSを拾う必要はありません
  2. 画面下の2つの黒いボタンを同時にプレス。
    この状態で、センサーを少し動かすとSPDとCAD部分にアイコンが表示されます。(センサーとのペアリング成功)
  3. 次に左のボタンを1回押して「P1」を表示させて、使用する自転車のタイヤ周長を入力します。700×32cだと2155mmです。左ボタンで数字の変更、右ボタンで桁を移動します。一桁目でさらに右ボタンを押すと、「P2」速度単位の設定に移動します。
  4. P2でkm/hを選択します。
  5. さらに右ボタンで「P3」時間の設定に移動します。ここでは何も考えずに09:00に設定。
  6. さらにさらに右ボタンで「P1」に戻り、スタート時と同じように2つのボタンを長押しします。最初の画面に戻り設定が終了です。

センサーの設定

センサー裏のボタンのフィルムを取り、再びボタンを締めます。
その時、表側を見ると、一瞬「赤」または「青」に点滅するのを見逃さないで下さい。「赤」に光れば「スピードセンサーの機能」で「青」く光れば「ケイデンスセンサー機能」です。
ボタンを入れ直すことでどちらかに変わります。

右下53の右にクランクアイコンが見えます

私、センサーを2つ買いましたが1つは「スピード用」なので無くてもよかったのかと思っています。
スピードは、GPSで出てくるので「とりあえず」という人はいらないかもしれません。 ただ、まとめて買った方がお得感がありますけど… 悩まし。

設定が終わったので、使ってみましょう。

スタート準備

本体正面、右側のボタンを長押し。音の設定を変えてなければ「ピーーー」と音が鳴り、5秒ぐらいで画面が0000表示になり準備ができました。
屋外に出て、今度は、左のスタートボタンを押します。調子がいいときには3秒ぐらいでGPSを拾いますが、場合によっては、何度かスタートボタンを押すことになります。
※2つ持ちの体験では、ミニベロ用はすぐ披露のですが今回購入したXOSS G+は少し時間がかかります。明らかに違いがあります。

記録開始

さ、出発。
信号で止まれば、記録も自動でストップ。走り出せば記録が始まります。
3つの画面を持っていて色々な数字を見ることができます。
第一の画面は、現在のスピードが大きく表示されて下左側は、走行時間と走行距離(km)があり、右側は、ハートレートとケイデンスが表示されています。


左ボタンをプッシュすると、第二画面に変わり大きく平均速度表示があって、左側には、標高(m)と斜度(%)。右側は、平均ハートレートと平均ケイデンスが出ています。


さらに、左ボタンをプッシュすると第三画面になり、最大速度が大きく表示されています。左側は、現在時刻、総走行距離(オドメーター)。右側は、最大ハートレートと最大ケイデンスです。


通常は、第一画面の現在のスピードや距離などをみています。まだ斜度の感覚が無いので、上り坂では、第二画面の斜度をよく見ています。

記録終了と記録の同期

無事帰宅したら、本体の電源をOFFにします。後片付けやら着替えなどが終わったら、今日の走行を振り返りながら記録をスマホに移します。
私はSTRATAに同期はしていないので、STRATAに同期はスキップします。

  1. 再び本体をONにして、アプリとペアリングします。
  2. アプリ内には記録のタイトルと日付が表示されているので「同期」をタップしてください。(同期していないと記録が本体側に残っています)
  3. 走行時間によっては、同期に時間がかかる場合がありますがビールでも飲んでお待ち下さい。
  4. 同期が終われば、今日の走りが可視化され図や数字になって見ることができます。
  5. 記録のタイトルを変更したり、コメントを入れたりすることができます。

※図の他に、動画で走行を俯瞰できる機能(?)もあります。面白いんですけど途中で止まってしまうことが度々。
スマホをモニターとして使用できる機能もあるようです。
画面が大きく見やすいのでバッテリーの心配が無い方はお試しを。

フロントバッグを付けていること、ハンドルステムのところが太くてクランプするようなシステムではスマホやサイコンが付けられないので、バッグの透明なポケットに入れてモニターしています。
反射して見にくいのですが仕方がありません。ハンドルステムのところにセットできるガジェットを物色中。

GPSを拾わない、拾いにくい場合はファームウエアをアップデートしてみてください。

トラブルシューティング
・センサーが認識されない
センサー登録画面(ボタン2つを同時押しして出た画面)でセンサーを動かす(フリフリ)と認識してくれます。
・2つのセンサーの点滅色が同じになってる
1つのセンサーの裏蓋を外してもう一度締め直すと、違う色になります。1度のON、OFFで赤と青が繰り返します。
・GPSが認識されない
タイミングによってすぐ繋がったり、繋がりにくかったりしますので、はやる気持ちを抑えて時間をあけてスタートボタンをプッシュしてみてください。

ケイデンスとは
ケイデンスは1分間に回すペダルの回転数のこと。(単位:rpm)誰にでも、気持ちよく走れるケイデンスがあるのです。
軽すぎず重すぎないそんなケイデンスを知ると、適切なギアで走ることができて自転車をより楽しめるそうです。(そんな気はする)
重い、軽いを感覚ではなくケイデンスという数字で見ることでギアを調整することができそうです。サイコンが付いてるなら活用しましょう。


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