シカゴへの旅(準備:ESTA)

シカゴへの旅(準備:ESTA)
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娘夫婦がシカゴへ旅立って8ヶ月。ようやく日本の暑さも陰りを見せた頃に来日。
ということは一ヶ月後にはシカゴへ旅立つので、やらねければならない手続きを始めます。
まずは、ESTA(エスタ)。
ESTA(エスタ)とは、アメリカにビザなしで90日以内の滞在をする場合に必要となる「電子渡航認証システム」です。日本国籍のパスポート持っていれば、アメリカへの短期滞在ではビザを取得する必要がありませんが、代わりにESTAの手続きが必要です。

【参考:日本外務省のページ】https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/us_esta.html

ここでの申請説明は、オフィシャルサイトでの申請例です。
アメリカ政府のサイトですが、日本語表記ができますので作業に困ることはありません。私も今回始めてやってみたのですが、二人分を20、30分ぐらいでできました。
申請料金は一人21ドルに値上がりしたようです。
注)申請方法、料金などは変わる場合がありますので、複数のサイトを見比べて最新の情報を参考になさってください。2023.10

ESTA申請:準備しておくもの

●パスポート
●渡航者各自のメールアドレス(確認コードが送られてくるのですぐチェックできるアドレス)・電話
●アメリカでの滞在先住所・電話・名称
●日本の連絡先(他の家族) 住所・電話・氏名
●両親の氏名・申請者の出生地(市町村名)
●支払い用のクレジットカード(2023年9月時点で一人21ドル)

慌てずに落ち着いて画面に集中してください。(^o^)
入力は全て大文字のアルファベットに自動的になります。メールアドレスも大文字になりますがそのままでうまくいきますのでご心配なく。

ESTA申請:ながれ

申請URL(オフィシャルサイト) https://esta.cbp.dhs.gov/

1) グループによる新規申請

表示を日本語にして「新規に申請を制作する」をクリックします。
「個人による申請」と「グループによる申請」の2つがあるので、私達は夫婦でいくので「グループによる申請」を選択しました。
これを選択すると、もう一人の住所の入力などを省くことができます。

2) グループ申請の連絡先をつくる(グループIDをもらう)

グループ申請の連絡先を作るために、まずは自分の氏名、生年月日、メールアドレスを入力して「操作の継続」ボタンをクリック。
登録メールアドレスに「確認用コード」が送られるので、メールチェックしてコード4文字を入力します。(同時に、グループIDが入ったメールが送られてくきます)
すぐ申請画面に移行するので、各自の入力内容を一人づつ入力していきます。

下記のようなコードが入ったメールが届きます。有効時間があって25分以内に使わないと無効になります。無効になったらもう一度同じことをするだけです。
英語が分からなくても、大きな文字がコードらしいことがわかります。


どうして確認コードを送ってくるのか。
メールアドレスが正しいかどうか、実際に使われているものなのかを判断するためにこのような方法をとります。機械的にメールアドレスを作って送りつける迷惑メールを防ぐための手法です。

この後、新規登録者を増やすたびに(メールアドレスを入力する度)コードでの確認が必要になります。

3) グループに各個人を新規に登録します。

下記の「新規の申請者を追加」をクリックして、グループ全員分の申請内容を入力します。

ここから一人ひとりを登録していくのですが、ここで一旦終了して再開することもできます。その場合は、「グループID」を利用して「既存の申請を実行する」ボタンをクリックして再開できます。


↓グループIDが記載されたメールも届きます。
小さいですが重要な情報です、一旦終了してからの入力に使いますのでメモかコピーしておきます。
グループID以外の英語は無視してもいい内容です。

グループIDが記載されたメール

細かな入力内容は、これ以上色々書くとごちゃごちゃしそうなので省きます。
細部の入力に不安があれば、丁寧なページがいろいろとありますのでそちらを参考にしてください。

金額は一人登録するごとに表示されますが支払いは、全員まとめて支払うことができます。支払いには数日の猶予があるので、クレジットカードにトラブルが合った場合も安心できます。
支払いが終わると、申請者の一覧が表示された画面になり(下記)「申請状況」の項目に「審査中」の文字が表示されますが、支払いが終わっていれば1日ぐらいで「認証が承認されました」の文字に変わります。

登録が承認された画面

ポイントのまとめ

登録代行のサイトなどもあるようですが、オフィシャルサイトで簡単に登録できますので慎重にトライしてみてください。
ポイントとしては、


●申請URL(オフィシャルサイト) https://esta.cbp.dhs.gov/ はブックマークしておく。
●家族で行く場合は「グループ申請」でまず、グループIDをもらう。
●確認コードが送られてくるので、すぐにチェックできるメールアドレスを使う。(25分以内に入力)
●項目入力は、自動的にアルファベットの大文字になる。
●途中で保存しておくことができる(グループIDを作ったところ・各自内容の入力完了時点)
●支払いは、家族全員分をまとめて支払える(一人づつ支払う必要はない)また支払いに猶予がある。

ESTA: 修正したい内容があった場合

承認がおりたところで内容を見たら、日本の住所の内容が間違っていることに気づきました。
修正できるだろうと安易に考えていましたが、実際に上記画像の「情報の更新」をクリックしても修正できるところが限られており「米国滞在中の住所」だけの修正ができるだけです。
間違いがあって渡米できないのは避けたいので、慌ててネット検索してみると下記の内容の間違いは修正しなくても大丈夫のようです。

勤務先・自宅住所・勤務先住所・電話番号・Eメールアドレス・旅行先住所・連絡先情報

上記以外の間違いは致命的な可能性があります。
間違いについてはこのページが参考になると思いますのでご覧ください。

■有効期限など(外務省より)
一度ESTAの認証を受けると2年間有効です。ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になりますので御注意ください。また、パスポートを新規に取得した、渡航者が名前を変更した、渡航者が性別を変更した、渡航者の国籍が変更した、ESTA申請質問で渡航者が過去に回答した内容(はい、いいえ)が変更した場合も再申請が必要です。

簡単な手続きですが、準備と集中が大切です。みなさんの検討を祈ります。