タイヤブースター

タイヤブースター
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チューブレスタイヤの交換時の山場に「ビードを上げる」というステップがあります。
「上げる」ために色々と工夫している情報が結構あるのですが、ホイールとの組み合わせやタイヤの太さなんかで、その結果は様々。
中には、普通の空気入れで「上げ」ている動画もありますが、あなたのタイヤで上がるかどうかは不透明。
そこで確実に上げるためのこれがあれば作業も気軽にできます。

最初にタイヤ交換した時には、CO2ボンベをタイヤ1本につき1本使ってビードを上げ装着していました。
その時は、このタイヤブースターが1万円近くしていたので「CO2ボンベの方が安い」と判断して買わなかったのですが、32cから38cに変更するきっかけで再度情報を調べたら、シュワルベのタイヤブースターが7,000円台になっていたのですぐ購入。(2022.04)
たぶん無くても何とかなるのでしょうが、これがあると不安無く作業が行えるので「あれば便利」です。

全体俯瞰

タンクとその上部に、空気を充てんするフレンチバルブとゴムチューブの先に注入用の口金が付いています。

口金

口金は2つに分かれる構造になっていて、右の口金を予めフレンチバルブにくるくると装着しておいて左の口金を装着します。(バルブコアは外しておく)

中のバルブコアは外します

タンクに空気を充てんする

頭のバルブから空気入れでタンク内に空気を充てんします。
充てん圧力は10barぐらいまで頑張って入れて下さい。
※説明書には、11Bar/160PISを超える空気圧を充てんしないでください。とあります。

青いレバーは、右へひねると空気が送り込まれますので、充てんするときは写真のようにしておきます

コックを開いて空気を一気に送る

タンク内に溜まった高圧力の空気をタイヤに一気に放出してビードを上げるので、圧力は高い方がいいと思いますが、人力で入れるのは限界があります。
空気が充分に入ったら、口金をタイヤに取付て準備完了。

青いコックをひねれば、空気が放出されて、パンパンと音がしてビードが上がった合図があるはずです。
コックをひねるときにちょっと、爆発するようなイメージがあってドキドキするのは私だけでしょうか。

青いコックを左へひねると「シュッー!」と空気がタイヤに送られます

そんなに必要じゃない。けど、あれば便利。

一般的にはそんなに頻繁にタイヤを交換する人はあまり居ないと思いますが、タイヤ交換をまったくしないという方も居ないでしょう。いろいろといじるのが好きな方は、持っているととても便利だと思います。
使い方はいたってシンプルで誰にでも使えます。デリケートそうな部品も無いので長く使えそうな気がします。
以前から気になっていて、迷っている方にはお勧めいたします。