シカゴで活躍する消防と救急隊員…
映画「しあわせの絵の具」で幸せになった。
- 2020.11.24
- ひまつぶしのいま
Amazon Primeで最近見た映画で、「よかった」と心から思える作品でした。
この数ヶ月は就寝までランダムに、映画を見るのが習慣になっていてFLEXより地味な映画が多いのでAmazon Primを見ていましたが、当たりの映画に出会えました。
基本情報 タイトル:「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 公開:2018年3月 監督:アシュリング・ウォルシュ 主演:サリー・ホーキンス / イーサン・ホーク
前情報なしで観たので、彼女が誰なのか実在の人なのかなど先入観無しだったので100%楽しめました。
この記事を読む前に、ぜひご覧になってください。地味で台詞の多くない映画ですが最後は、しみじみと胸がほんわかしました。いい女優と監督に出会える映画です。
サーリー・ホーキンスという女優(モード役)が最初から惹きつけます。体の不自由なモードはがおばさんの家で居候してるのだけど、絵を描いたりタバコを吸ったり、クラブに行ったりして心から人生を楽しんでいる様子が描かれています。その時代の女性代表のおばさんは、モードを煙たがっています。
家を出たがっていたモードは、家を出て「家政婦」として男一人の小さな小さな家へ行き生活を始めます。
夫のエベレット(イーサン・ホーク)は、粗暴でクズ野郎だったが、暮らすうちに季節がめぐるようにゆっくりとにお互いを理解し始める。そして結婚する。
絵を描くのが大好きなモードは、殺風景な室内の壁に絵を描き始めそれを偶然見た近所の女性サンドラ(NYから避暑?)が、もっと描くことを進言する。
描いた絵を窓辺や家の前に並べて売ると、かわいい絵がどんどん売れていき国中の有名人になっていく。
しかし、二人の生活は相変わらず小さい家。電気がないその家で二人きり、静かにひっそりと生活したのでした。(中略、最後も略)
感情を揺さぶられたシーン。
●エベレットがモードを殴るシーン。
●自分が産んだ子どもが元気に生活していると知ったシーン。
●エベレットが、一輪車にモードを乗せて力強く押して帰るシーン。
●自分が産んだ子どもの様子を見て帰宅して、二人でダンスするシーン。
モードは、基本明るいし、主張がある。けど、前に出すぎずやさしくダンナを操っている。頭のいい女性です。
電気がない8畳ほどの家と言うより「物置」のようなところで働いて、食べて、愛し合って暮らしています。冬は隙間から雪が吹き込んで白くなってたんじゃないのかな。(実家がそうだったので)
長い会話もなく、お互いをわかり合って「ほんとに幸せ」と感じるシーンが四季とともに描かれ、普通に見ていられて(押しつけがない)じんわりと心にしみました。
泣かそうとか、感動させようとかが見えないので好感が持てました。「泣いた」「号泣」などの感想もあるようですが、私は涙はでませんでしたが、にっこりしながらジーンとしました。
女優サーリー・ホーキンスと監督アシュリング・ウォルシュを追って過去の作品が見たくなりました。
■関連リンク サリー・ホーキンスインタビュー 予告編 ざっくり概要
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