100km走ってみようとした [その1]

100km走ってみようとした  [その1]
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還暦を過ぎて自転車をはじめたのでなかなか体が慣れません(言い訳でしょうか)
平地を長く走ってみたいという衝動にかられて、100km走ってみようと計画しました。なるべく坂がないところを。
東西は山なのでパス。北の福島市往復で100kmですが国道4号は走りたくありません。
残るは「南」。
白河あたりまで行って帰れば100kmになるだろうとGooglemapでルートを模索するも、思いの外、平地ばかりではないことに気付くが、「峠」と名前が付いているところが無いのでちょっと頑張って行ってみることにした。

予想は片道2時間×往復。8時に出れば13時過ぎには戻れる!

早速のアクシデント、サイコンが衛星を拾いません。走りながら何度もボタンを押したりリスタートしたり…いつまでも拾いません。いつもなら走っているうちに拾うのですがダメです。気になって仕方がありません。
10km近く走ってもダメなので、スマホでridewithgpsのアプリを立ち上げて記録を開始しました。アプリで記録してサイコンでスピードとケイデンスを見ながらの走行になりました。

田んぼに挟まれた道は好物です。
須賀川市に入るとちょっとした小山が出現しはじめまして、朝っぱらから本気を出さざるを得ません。
青息吐息で登り、下るとまた小山が…繰り返しです。今日は「峠」覚悟で走ってないんで気持ちが消極的なんです。

おにぎりを買ったLOWSON前

小山からの平地。の繰り返しで、だんだん体が温まってくるとそれにも慣れて調子が出てくるのが不思議。曇り空ながら心は快適なツーリング。西郷村目前での小山が厳しかった。
長い助走が続き、「これ、名前が付いた峠でしょ」と思うほどつづら折れが続いてびっくり。なかなか下りの景色が見えてこないので心が折れそうでした。
踏んでいれば進むのです。人生も同じだななんて自問自答しながらようやく目的地へ到着。
時間があり、心の余裕もあったので那須甲子道路を少し会津へ向けて走ってみました。がすぐに激坂が見えてのできびすを返して郡山へ戻ります。

なんちゃって峠を走りたくなかったので帰りは違う道を帰ることにしました。
正解ではあったのですが、こちらもまたそこそこの坂があり楽な道はどこにもないことを悟ったのでした。地味な名も無い坂を上り下り、一面田んぼの道を走り、また坂を上りあまり変わり映えのしない景色を見ながら地味な100kmでした。

後で見たら結局100kmは走っていませんでした。
走行距離 約90kmです。残念。