会津への峠がまだあるのですが、…
道の駅つちゆへ そして民家園
先の母成峠は安達太良山の西側でしたが、今回は東側を通り福島市に位置する「道の駅つちゆ」まで登りました。
これまたオートバイではよく走った道なので、自転車ではどうかなと挑戦してみました。
■自転車情報
GIANT Revolt2 前:48-34T 後:11-32T
フレーム:アルミ
平ペダル:クリップ付き
タイヤ:700×32c
※地図は走った経路ではありません。
最高気温は30度に届かないものの、「残暑」の祝日。
8時前なので半袖では寒い感じ。長袖ジャージを羽織って出発。これまでは、西側へ向かっていたが今日は東(市内方面)へ向かうので、なるべく静かそうな道を選んで走るが国道はやはり走りづらく楽しくない。
ようやく、喜久田あたりで農道へ出てホッとする。
安達太良山がかなり左手に山容を見せている、黄金色の田んぼにはトンボが群がっていてハネがキラキラと美しく輝いている。眩しいくらいに。
この辺りで約半分。
気になるのはギアの調子が悪いこと。回転に合わせて軽く「かっ!かっ!」と小さな音がしている。どのギヤに入れても大小はあるが音は止まない。誰かに気付かれたら恥ずかしと思いながらそのまま進む。
事前調査では、さほど急な登りはなく九十九折りもなし。直線的な登りが続くコース。
「直線的な登り」はいやですね。いくら短くても。景色もさほど変わりが無いし、進んだ実感がわかないのが辛い。
遠くを見ないで、前輪のすぐ先に視線を落として、ペットボトルだのトンボの死骸だの栗だのを記憶遊びのようにしながら廻してやり過ごします。
岳温泉を過ぎて牧場や畑もなくなってくると、森の中を走る道になりゴールが近いことを教えてくれます。
何なんでしょう、このゴミの多さ。道の駅が近いからなのか、視界が悪く人目に付きにくいからなのか。もうゴミを道に捨てるなんて、昭和のはじめ(中頃?)には終わっている思ったのに。
道の駅に到着。(走行時間2:30)
この道の駅は、猪苗代側からと福島側からの分岐で眺めも良くていい休憩スポットになっています。いつものように中高年バイク乗りさん達で朝から爆音です。ロードバイクの方は一人もいません。
オートバイに乗ってる時には気にしなかったのですが、自転車に乗っているとオートバイの音がやけにうるさく耳に入ってきます。(過去に戻って反省)
シーカヤック対水上バイクの図式のようです…
さてここからどうするか考えていませんでした。
このまま戻ればお昼に間に合いそうだけど、もう少し走りたいので猪苗代側へ行くには明日は仕事だし体力的に不安があるので、福島側へ下って「民家園」に行ってみることにした。
福島への下りはちょっとすごい登りでした。登りのローダーを見ましたが、みんな地面に吸い付けられて動けないように見えます。恐ろしい。
「民家園」は周辺の江戸〜明治時代の建物を集めた公園で、木陰など樹木が多く当日も家族でそこそこ賑わっていました。はじめての訪問でしたがとても気に入りました。
駐輪した自転車が心配なこと、コロナの影響で家の中には入れなかったことで落ち着いて見られなかったのでこの次はゆっくりと2時間ぐらいかけて見学したいものです。
最後に落とし穴がありました。
福島駅までナビで行きましたが西口に案内され、そこから改札に入れるだろうとバッグにパックしたのですが、何と東口まで地下道を歩かなければなりませんでした。大きな駅ではないので何とかなりましたがこれからは少し気をつけましょうと思った次第。
郡山から道の駅つちゆまでのロードは、つちゆからの眺めがいいだけであまり面白い行程ではありませんでした。会津方面がやっぱりいいですね。
福島駅から輪行で郡山まで。時間的にはすいていて輪行しやすい電車でした。
体力温存で家まで到着。洗濯してシャワーしてビール飲んで。いい一日。
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