義理の息子はアメリカ人[食事編]

義理の息子はアメリカ人[食事編]

今シーズンの冬は、冬らしい冬でまったく自転車に乗れず体がなまけ状態に戻った感があり気力までだらだらしています。あー乗りたい。

さて、自分の娘の世話をしに来日した義理の息子トムはアメリカ人です。
アメリカ人と言っても映画やドラマに出てくるような、頭も体もスマートな人間とはちょっと違います。顔はそこそこかっこいいのですが、ちょっと太っています。ファッションには全く興味が無いので、破れたTシャツを普通に着ていて背中からは、下着のシャツがはみ出ています。
乱暴に言ってしまえば、秋葉オタクのようなイメージ。

しかし、とても優しい。優しすぎるぐらいで心配になります。
娘にあーせい、こーせいと指示を出されてもそつなくこなすタイプではないのですが「お、気がつかなかったよ」というようなマジメ顔できっちりと命令をこなします。行動は遅いのですが、きっちり処理します。

そんなトムは食べることが大好き。
何でもよく食べますが、煎餅やポテトチップスはあまり食べません。特にケミカルなもの、例えばグミなどは絶対に口にしません。あとはお酒は飲みません。
が、日本食は好きなので、ウチでは普通に味噌汁、漬物、白米、焼き魚など同じものを食べています。
こちらが気を利かして、ご飯の代わりに食パンを出したりしますが、おかずは全て和食なのでどうするのかなと横目で観察していると、味噌汁の汁だけずずずーと飲み干して、残った具をパンの1/2に上手に箸で配置して、のこり1/2に目玉焼きをのっけて半分に折ってかぶりつきました。
煮た野菜や豆腐とパンの組み合わせです。オーマイガー!
そういえばご飯のときにも、味噌汁をかけていたので食べ方は変わっていないことになります。
ある日は、パンの3分の一に苺ジャムを塗り残った余白に、昨夜のカレーを載せて食べていました(汗)

日本人は口の中でご飯とおかずを混ぜますが、トムは予め混ぜたものを食べておいしいと感じているようです。
日本に何度も来て、日本食の食べ方を学習しているはずなのですが自分でおいしいと思う方法で食べているみたいで、一度トムの両親が来日したときにみんなで温泉に泊まったのですが、夕食をご両親が好きなものを食べられるようにビュッフェにしたのですが、トムはなんと、アイスクリームにチキンのフリッターをトッピングして食べていました。(天ぷらだったかも)
これには向こうの両親も眉をひそめていましたが、トムはにこにこしながら食べていました。

一児の父親になって、食事もゆっくり摂る時間がなく健気に世話をやいているのをみるとつくづく「幸せになってほしい」と願うコロナの年明けなのでした。