2022秋の御霊柩峠

2022秋の御霊柩峠
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タイヤを38から32に変えたので、今シーズン3回目の「御霊柩峠」(ごれいびつとうげ)へ行ってみました。気温は高め、風も強くない穏やかな晩秋のクライムデーとなりました。

毎回、途中で帰ろうと思う

3週間ぶりのライドで、青空だしぽかぽか。テンション高めで乗り出します。
自転車のタイヤを32に変えたのは、キャンプ用に38に変えたのですが今シーズンは行く機会が無くなったので、もともとのサイズ32に戻したという流れ。それに38は明らかに重くて「変えたい」と思っていたのでいいきっかけでした。
シュワルベのブースターがあるので、交換は気が楽。シーラントを拭き取る作業などを含めて2時間かからずに交換できました。
上手くいったと思ったのですが、1日置いてみると前輪がペしゃんっこ!
シーラントがうまく回っていないようなので、外してタイヤをグルグル回したり揺すったりしてシーラントを隙間に行き渡せるようにしてみると、次の日は抜けていませんでした。
チューブレスレディは手間がかかりますね。

霜もおりて、稲の切り株は白っぽくなり、茶色になった葉っぱは道路をさわさわと風にゆられて立木に残る葉っぱは、黄色と赤。葉を落とした薄いグレーの立木もなかなか趣があります。

毎回、峠に向かう度に思うのは途中で「帰ろうかな」という気持ち。
峠に入ってしまうと登りに夢中になるのですが、徐々に登りが始まり本格的な登りになるころには弱い心がささやきます。毎回のことですがその葛藤があってのクライムになります。

季節を感じる峠道

前回登ったのは9月上旬のこと。まだ夏が残っていて暑さできつかったのですが今日は最高気温が20℃。家を出たときには13℃だったので、タイヤも細くなっているし調子よく進みいつもより回してしまうようなコンディション。
逢瀬公園前の道を横切り、真っ直ぐ「高篠山森林公園」へ向かいます。秋が深まったせいなのかオートバイの方々がいないのでいつもよりかなり静かです。
標高600m付近まではまだ紅葉が少し残っていて、少しの風で黄色の葉っぱがカサカサと舞っています。夏には日陰道になっていてローダーを助けてくれる道も、今は陽が当たり明るい道に変わっています。

細い道の両側は、落ち葉が土手を作っていてますます狭くなっています。車が多い道ではないのでそれでも困りませんが、ちょっとヒヤヒヤ。
このカーブを曲がったらあとどのぐらいという感覚が無いため、毎回へこたれそうです。
標高700mを越すと木々の葉がないため、峠に近づくと頭上の明るさが増すので、なんとなく峠に近づいていることがわかるので「もう少し」と気合いを入れて回します。

何が原因なのか?いつもより早く到着

頭上の明るさが「峠」が近いことを知らせてくれていたので、いつもの休憩をはさまずに一気に回し続けると、右上に稜線が見えてきた。もうすぐ。
峠付近は風の通り道で、火照った体があっという間に冷えてくるのですが今日は微風でありがたい。空けていた長袖ジャージの前を締めてジッパーを首まで上げる。
背中の汗が、早速冷えてひんやりと心地いい。11時頃着。
峠の駐車場には、相変わらず登山の車がびっしりでもう隙間がないぐらい。

左側に猪苗代湖。山は冬待ち。

きついと思ってたけど楽な峠なのね

帰ってから、Apple Watchで測定した心拍数を見ると意外な結果がありました。
心拍数の範囲に「赤系」が少なくてびっくり!本人的には、母成峠ぐらいかと思っていたのですが意外と楽な峠だったんだ(数字的には)。10%とか何カ所かあるけど短い区間だからなのか?
体的にはヒーヒーしてるんだけど…楽なんだね(?)

なんだか登りが本当に楽しくなってきました。

体の負担と数字に相違があるような?

7,000円台になってるから安くなったと思う。

小さいボトルがいい仕事するんです。