入院 Season3 終了

入院 Season3 終了
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2020年6月10日に入院して。6月30日に退院になりました。
Season1、Season2は1週間の入院だったので気軽な感じでしたが、今回は骨髄循環で抗生剤を流す行程が入ったので、1週間の投入とそのチェックで1週間とったので合計3週間の入院でした。

治療内容

診断名:右脛骨幹部骨折の術後感染(慢性骨髄炎)
手術・検査名:骨内異物除去作業、病巣掻爬


入院前の想定と少しちがう内容の治療になりました。
●菌の影響で大きく損傷している部分は、幅が広いため縫い合わせができないだろうと想定していたようですが、縫合ができたのでこれはラッキーでした。
しかし、前回の手術の影響が残っていて皮膚が弱くなっているため、慎重な観察が必要とのこと。
●術前のMRI検査の状況では、菌が脛骨の上部だけとの見立てだったが実際に開けてみると、ボルトが入っている足首辺りも汚染されていたので、骨髄内に直接抗生剤を入れる治療が追加された。(想定内)

手術内容

手術時間は1時間程度で、金属を入れる時と同じぐらいの時間。
病室を出て、戻るまでは約2時間程度の手術時間でした。

1)骨の中に入れた、金属棒とそれを固定しているスクリュー(ボルト)を抜きました。
膝部分のスクリューは、昨年の秋に局所麻酔で抜いている。(2本)
素人のいらぬ心配で骨内の棒はどうやって抜くのか気になりましたが、専用の器具で水平に引っ張って棒だけうまく抜いたようです。

2)膝下周辺、くるぶし辺り、骨髄内など病巣を掻き出し&洗浄。
半身麻酔なので、骨を削る振動や洗浄している感覚はもちろん、スタッフの動きや話の内容もわかります。医師もこれから●●しますからね。など手順を告げてくれたりした。

術後の治療

予想より菌の広がりがあったため、術後から直接の患部である「骨」に抗生剤を流し、さらに通常の点滴で、抗生剤を1日3回投与。1週間続けられた。

この管だらけの日々がものすごく辛かった。
トイレ、シャワー、着替えが自由にはできないので看護師さんの手を借りることになるのが嫌だったのです。
シャワーは、使わなくてもまー影響ないので良いのですがトイレと着替えはさすがに必須なので、管をさばきながら車椅子に乗って点滴ポールと一緒にトイレの中まで入れてもらって、そこからは自力で何とかして終わったら「呼び出しボタン」を押して看護師さんを呼んで、部屋まで戻してもらうのです。

着替えは、一旦管を抜いてから…看護師さんに脱がせてもらって…考えると気が重かったので自分のタイミングでできるよう「オムツ」にしていました。
オムツとして使うのではなく、下着として使っていたのですが最初に広げた時は、孫のオムツとは違い巨大でびっくり!(あたりまえ)

入院メモから
下の機器が骨を洗浄する抗生剤を送り出す(1本で約20時間)

術後1週間で全ての管が外され、飲み薬の抗生剤になり(朝夕・2種)血液検査で菌の量を見ながら経過観察して、さらに1週間で正常値になった。

医師に対しての感情

直接の担当医は、30代の男性。前の医師も同様の若い医師だったが、どちらも説明が「下手」。口下手といえば聞こえはいいが、患者がどんな心理なのかを考えた言葉選びをしてもらいたい。
「数字が上がっている」「その確率は高いです」「いろんな要因が考えられる」目の前のことを、理詰めや教科書の内容でしか話せないのはどうかなぁ。
自分の考えや、元気づける少しの嘘でも言ってくれれば患者の気持ちは明るくなるんじゃないのかなぁ。
それが信頼関係に繋がって、一緒にやっつけましょ!ってなるのがいいと思うんだけどなぁ。
一切、感情表現はないものね。

この後は、飲み薬だけで経過観察していく。不安なことばかりが多いのだけどそれを書くと現実になりそうなので、止めにします。

また、楽しく仕事して、自転車したり山に行ったり、飲みに行ったりするぞー!

おっと、ここで気づいたことがあります。
退院する日は、ちょうど誕生日。
「生まれ変わったぞ!」ということでしょうか。
なんか、吉兆だなぁ。