大イベント「手術」が終わって、…
人生初の手術。パンツは脱がさないで。
- 2019.05.11
- 病院ライフ
写真の名前が間違っていた。(余計な数字がついている)指摘したらかなり赤面していた
2019年5月11日(土)は待ちに待った手術の日。
転倒してから、約2週間。ただ寝ていた進展のない人生だったのだよ。
午後からの手術なので、朝食は食べて昼からは水分も禁止。しかし、昨日は暑かったので家族にアイスクリームをリクエストして食べたのだけど、美味しいバニラだったのですが少しお腹がゆくなっているような気が遠くでする。
ストレッチャーで運ばれ廊下、エレベーターと随分移動して寒々とした手術室に入る。
色々なスタッフが7,8人雑談しながらスタンバっている。いよいよ始まりか。
まず、体にモニター装置を付けられ下半身に麻酔が効くよう、背骨の一部に注射される。あ、その前に若いスタッフが先生に、「下着どうしますか?」と聞く。
自分:え?足だから関係ないでしょ(心の声)聞いてないよ。
医師:取ってください。
自分:いやー恥ずかし。
男性か女性スタッフか分からないけど脱がされる。(赤面)
足を触りながら、麻酔が効いているか確認し、いよいよ先生が登場し右足を膝で曲げて何か始めている。先生の方は見えないので何してるかわからない。
レントゲン映像が、映し出され先生がそれを見ながら位置を確認したり状況を確認したりしつつ進めている。
ここで、ドリル音。オレが使ってる家庭用ドリルと同じ音。
脛骨の芯にガイドになる穴を開けている。それが終わったら足にひびくトンカチの音。芯にチタンの棒を押し込んでいる。
折った辺りで、身長にレントゲン映像をモニターしながら折れた部分を真っ直ぐにしつつ、チタンをさらに打ち込む。
ここで先生、折れた部分をピッタリくっつけられなかったようで、大先生に何やら聞いている。
「ここまで付けばいいですよね?」って。
大先生:よしとして、いいんじゃないか
自分:「きっちりくっつけてよ。」(心の声)
医師:$%#=?>@ってのがコンセプトだからいいですね。
自分を納得させるなー!患者を納得させろ!
山場は越えたようで、手術室全体の緊張が解けるのがわかる。
続いて、チタンを固定するスクリュー(ネジ)を上下に3本ずつ入れていく作業。
スクリューの長さを誰かに伝えると、誰かがその長さでスクリューを準備し先生に渡しているような流れ。
スクリューを受け取ると、ドリル音。オレが木工をしてるのと同じ感覚かな。
終わりがちかづくと、パンツは誰がはかせるのか気になってくる。
女性スタッフもいたようだし、もじもじしてくる。幸か不幸か天井を見ているので誰が履かせたのかはわからずじまいで手術室を出る。
時間は約2時間少し。あっという間の時間だった。
少し柔らかくなった陽の光が待合室を照らしていた。生きてる。
点滴を2本刺されて、ベッドへ戻される。
実はここから朝までが悪夢だった。
入院にポケットwi-fiは必須です。