理学療法士という仕事

理学療法士という仕事

仕事で理学療法士会に関わったことがあって、その時に初めてその仕事内容をぼんやりと知ったのですが、今回、骨折し直接理学療法士と関わることでリハビリに関わる仕事の内容を直接見ることができていろいろ刺激がありました。

松葉杖の使い方を教わってから退院し、そこから1ヶ月ぐらいは週1回の割合でリハビリに通っていた。
現在の動きの状況を診てもらい、少しマッサージをしてから動きの練習をして、自宅での動きを指導してもらうという内容で、少しずつ動きが良くなっていくので、そのたびに次の動きについて指導を受けます。
理学療法を受けるのは、医療行為なので医師の診療があってから理学療法を受けます。
私が行った病院では、整形外科で治療を受けてリハビリの部屋へ行く方法と、リハビリだけを受ける場合はリハビリ担当の医師に診てもらってから、リハビリの部屋へ行くふたつの流れがありました。
話が少しずれますが、このリハビリの医師があまり患者の状況を把握していなくて毎回血圧を測って「じゃ、今日も頑張ってやってください」と言われるだけ3分ぐらいのそっけない診療。
これ必要なのかな?と毎回思っていました。

私を担当する理学療法士は、30代前半ぐらいの男性で「Sくん」。両親がなんとバイク乗りで自分は乗らないというもったいないほどの家庭環境。
日常的に勉強熱心で、こんな方法があるので試してみましょうとか、歩くときにはこういう動きになるので、ここを意識しましょう。など積極的な態度が好感が持てました。
このSくんになる前や、Sくんがいない場合は他の方が担当するのですが、論理的な説明が少なく私には物足りない方が多かった。

多くの理学療法士の方が手袋をしてマッサージをしている中、Sくんは、手袋をしないでキレイとは言えない私の足をマッサージしてくれた。直接感じるには素手に限るという彼なりの信念を通していたように思う。
リハビリには期限があり、私は3ヶ月で一区切り。8月の中旬で終わりの予定だったが、1ヶ月のばして9月最後の診療で最後という予定になっていた。しかし、そこで急遽ボルトを抜く手術となったため、その日のリハビリはキャンセルとなった。
事務的な連絡が入ったのだと思うが、手術待ちで待合にいる私のところまで訪ねてきてくれた。
急な別れで、向こうもこちらも戸惑ってしまって、ろくにお礼も言えないままになってしまったことが悔やまれる。「お世話になりました」