ジジイ、友人のくつ下を編む

ジジイ、友人のくつ下を編む
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この間、友人のくつ下を編むための試作をしたがうまくいったので「本番」にとりかかる。
時は2024年6月中旬。9月上旬の誕生日だが、海外在住のため空輸するので8月中旬には完成させておかねがならない。
人にあげるものなんてできるのだろうか?心配しつつソックス専用の糸をポチる。

糸が細ーい

材料たち

糸は「Opal毛糸 気仙沼カラー KFS107」1,870円 2玉(量の見当がつかなかったので2玉買いましたが1玉で十分でした)。もう一つ、アクセントで色を入れたかったので「Opal オパール 4-ply 5187番色」1,540円をそれぞれAmazonで購入。それに輪針2号 80cmを購入 1,433円。
糸が高価ですが、グラデーションカラーなので何もしなくてもいい感じに模様が出てくれます。それにソックス用なのかな、ナイロンを混紡し強度を増してあると書いてあります。

デザイン

自然に模様がつく糸なのですが、はき口とつま先はアクセントで同系の紺色にします。
かかとをまともに作れる気がまったくしないので、履き口を一目ゴム編みで4cmぐらい編んでその後は前を平編み、かかと側は一目ゴム編みと半分ずつ編み方を変えて行きます。
足のサイズは、おそらく26,27cmぐらい。
つま先の減らし目は適当。

・周囲:68目(26〜27cm)
・上部履き口:4cm 一目ゴム編み
・本体:26cm かかと側=一目ゴム編み、前側=メリヤス編み
・つまさき:5cm メリヤス編み

出来上がり。市販のタグをつけてイメージアップ。

制作過程

68目の作り目でスタート。細い糸、細い針が初めてだったので2,3cmまで編めている実感がないままだったが、ようやく実感がでてきた写真。80cmの輪針でマジックループ方式で編み進める。
マジックループは、円周を半分に分けて半周ずつ編むやりかた。ただ、どうしても半周の境目があまくなってしまうので、意識して強めに編むことで隙間が空くのを防ぐことができます。
履き口は、一目ゴム編みで4cmぐらい。

履き口部分の一目ゴム編みが終わってようやくOpal毛糸。模様が変わっていくのを楽しみながら、しばらくメリヤス編みで進めます。単純作業なんですが、力の具合が均一でないためきれいなメリヤス編みになっていませんが修行中なので仕方ありません。
色が明るい糸は格段に編みやすい。

1足目の半分が終わった感じ。
編み始めたのが6月上旬で、平日の朝と雨の週末にだらだらと編み続ける。

そろそろつま先を作って終わりのところ。
つま先部分をどう減らしめするのかノープランのまま進めたので、長さを優先していたら減らし目が急角度になってしまいシルエットがいまいちになってしまった。
編み始めてから片方編むのに、一ヶ月でした。

両足の長さを合わせるのはもちろん、つま先の長さも同じにしなければならないところだが、不揃いになってしまいました。自分で使うなら全然OKなんですが、プレゼントとなると迷います。
が、とりあえずは「完成」ということにしてしまいます。
減らし目を考えるのががむずかしい…

8月上旬に2足目完成。もう片方も一ヶ月ぐらいかかったので、合計で2ヶ月かかりました。
それっぽくタグを縫い付けてプレゼント完成。
かかと無しのくつ下が、どんな履き心地なのかわかりませんが「くつ下」が自分で作れることに驚きます。買うものだと思っていましたから。
今後も、ニット帽を中心に輪針編みを精進したいと思います。

■経験値
・2号針で編む細い糸
・くつ下の制作
・プレゼントとしての制作

参考:梅村マルティナhttps://www.youtube.com/watch?v=wS4NWVZ5vbI