義理の息子はちょっと変

義理の息子はちょっと変

今回来日したトムのミッションは、娘のお世話である。
今までは気楽なお客様待遇だったが、今回は娘のサポートも含めオムツ替えや読み聞かせや、食事の世話、散歩まで全てである。
はじめての育児だから多少の戸惑いはあるとは思っていたが、予想外に期待を大きく外れる働きで「?」なのである。


例えば…
「トム!ぴよちゃんを見てて。」言うと、ずーーーーと孫娘の後を追いかけているのです。そんな広い家ではないから危ないコトしないか見てるだけで充分なのですが、大きい体でちょこちょこと後について歩いているのです。

オムツ替えの時も、状況によって一人でやらなければならないときには緊張して肩に力が入り、うまくオムツが外せなかったり、拭き取るのにうんちが乾いてしまうのではないかと思うぐらい時間がかかっています。

食器洗いも(うちの食器洗い機は10年故障したまま)家族3人分を洗い終わるのに、豪華な食事で食器が多いわけではないのにゆうに30分以上はかかります。(水道代もガス代も↑)(私なら15分)

娘に英語でも話しかけてと言われているらしく、娘が何かぴよちゃんに話しかけると、間髪入れずに英語でふつーに話しかける。
「ぺらぺらぺらのぺらー!サンキュー、フォーリスニング!」だって。これは普通に赤ちゃんに言う英語なんだろうかと思うこと度々。

それに、パジャマがスポンジボブだしピカチュウだ。(アニメ好きではある)
服装はあんまり気にしなくて、家では下着の半袖でかがむとお尻当たりの毛むくじゃらが覗いてしまう。
時々、日本語で赤ちゃん言葉を使う。「お邪魔ちまーす」「お疲れしゃん」「ありがとうございまちゅ」。(日本語はあまり上達していない)
トーストを食べている時に、ジャムやピーナツバターを子どもみたいにてんこ盛りにするし1枚食べ終わっていないのに、別なトーストを食べている。食べてたと思ったら、テーブルの周りを掃除し始める。

ちゃんと仕事できてんのか「この人」と思う。
行動が気になってしょうがなくなってます。
まぁ、やさしいのはやさしい。やさしすぎる。こんな人が普通に生きられる世の中であって欲しいと思う。
日本にいられるのはあと2週間ほど。3月の2週目には帰国してしまう。去る日を考えると胸が苦しくなる。それまでぴよちゃんとできるだけ長く過ごして欲しい。